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『実録!二代目奮闘記』  第4話 銀行の信用は誰?


一つの実績を上げた忠志君は、本職ではありませんでしたが総務を任されました。

総務の部長が退職したのです。
総務部長の大木さんは、地元の大手自動車部品メーカーから社長に引き抜きされてきた人でした。

大木部長は毎日9時出勤。殆ど1日何もしていません。


或る時、社長夫人(忠志君のお母さん)の久子さんは業を煮やし、
「あんな仕事をしない人に高い給料を払って!首にすべきでしょう!」
と社長に食って掛かりました。

「そんなこと言っても、こんな会社の状態の悪い時に彼を首切ったら銀行から資金を借りられなくなってしまう。」と社長の峯吉さんが久子さんに言いました。

忠志君が後から久子さんに聞いた話ですが、何時も強気の社長の峯吉さんが、業績が悪化してからは臆病になってしまい、何時も眼がオドオドしていたそうです。多分既に鬱状態になっていたのでしょう。
余談ですが、追い込まれてしまった経営者は、本人は気付きませんが殆どの方が鬱状態になっています。

久子さんは峯吉さんに怒鳴りました。
「何を言っているのですか! 実印を押しているのは貴方でしょう! 銀行は貴方を信用して、貴方にお金を貸しているのです。 大木ではない!」

実は、大木部長が社長に
「今、私の信用で銀行はお金を貸しています。」と耳打ちしていたのです。
技術屋である峯吉さんは、気取った雰囲気の銀行員嫌いの為銀行交渉を全て大木部長に任せっ切りだったのでした。

怒鳴られた峯吉社長はハッと我に戻り、即時に大木部長を解雇しました。

そんなことがあって総務部長が空席となり、売価交渉の裏立役者となった忠志君を総務部長に抜擢したのでした。

ここから、更に忠志君の苦悩の人生が加速します。





 
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